こんにちは!今日もなんとか生きています。Z世代サバイバーの夢幻です。
このページでは、宅建取得にかかる費用について解説しています。
遂に宅建解説も3回目! ぜひ参考にして、宅建受験をしてみてくださいね〜。
この記事の要約
・宅建取得にかかる最低費用はずばり最低でも「11,500円」
・宅建士登録・宅建士証発行までするなら「+64,850円」
まとめ:すぐに不動産業に従事しないなら、取得だけで良い!
ただし一年以上経過後の登録は法定講習受講料+12,000円がかかるので注意!
気になる項目がある方は、下記項目から気になるものをクリック(タップ)してくださいね。
宅建取得にかかる最低費用とは?
宅建取得にかかる最低費用の内訳は「テキスト一冊」と「受験料」になります。
どんなに頭が良くてもテキスト一冊は買うのをお勧めします。。。
テキストは前回お勧めした「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」(滝澤みなみ/TAC出版」を想定しています。
テキスト代 | 3,300円(税込) |
受験料 | 8,200円(非課税) |
合計 | 11,500円(税込) |
意外と受験料が高いんですよね…。独学で問題集も買わない想定とはなりますが、切り詰めて受験するにもこのくらいはかかると心の準備をしておきましょう。
なお、ノートやペンなどの消耗品費は度外視してますので、実際はもう少しプラスして見積もった方が安全かもしれません。
非課税ってなんで?
法定講習扱いだからだよ。詳しくは国税庁のサイトを見てみて!
・・・(面倒)
宅建士登録・宅建士証発行をすると費用はどうなる?
宅建試験に合格すると「宅地建物取引士」として都道府県知事に登録を申請することができます。
逆にいうと、宅建士として働くためにはこの登録業務をしなければなりません。
すぐに資格を使って働く予定がない人にとっては必須ではない手続きとなりますが、実際に行うといくらかかるのでしょうか?
宅建士登録には大きく3工程があります。
①登録実務講習を受けて、修了試験に合格する
②必要書類を全て揃えて登録申請を行う
③登録が終わったら今度は宅建士証を発行してもらう
順番に費用に注目して見ていきましょう。
①登録実務講習を受けて、修了試験に合格する
宅建の試験に受かったあと、宅建士に登録するには下記のいずれかの条件を満たす必要があります。
- 宅地建物取引業の実務(一般管理部門は除く。)の経験が2年以上ある者
- 国土交通大臣の登録を受けた宅地又は建物の取引に関する実務についての講習を修了した者
- 国、地方公共団体又はこれらの出資により設立された法人において宅地又は建物の取得又は処分の業務に従事した期間が通算して2年以上である者
引用元:不動産適正取引推進機構HP
今回は特に実務経験のないことを想定しているので、上から二項目目「国土交通大臣の登録を受けた宅地又は建物の取引に関する実務についての講習を修了した者」となる必要があり、このために登録実務講習は存在します。
登録実務講習は各資格試験用の予備校が開催しており、平均で22,000円(税込)の講習料がかかります。
講習の最後には修了試験もありますが、夢幻でも満点合格するほど、講習をちゃんと聞いてさえすれば通る試験となっており、合格率も9割以上と言われています。
それほど構える必要はないでしょう。
②必要書類を全て揃えて登録申請を行う
登録実務講習を受け終え、修了試験に合格するといよいよ登録申請となります。
この登録申請のための書類を揃えるのに、地味〜にお金がかかっていきます。
提出書類はなんと11項目・・・。費用の内訳は下記の通りです。
なお、今回は成年済みであることを前提としていますので、ご了承ください。
① 登録申請書 | 10円 |
② 誓約書 | 10円 |
③ 身分証明書 | 300円 |
④ 登記されていないことの証明書 | 300円(印紙代) |
⑤ 住民票 | 300円 |
⑥ 合格証書(原本とコピー) | 10円 |
⑦ 顔写真 | 200円 |
⑧ 登録資格を証する書面 | 0円 |
⑨ 従業者証明書(該当者のみ) | 10円 |
⑩ 登録手数料 | 37,000円 |
⑪ 本人確認書類(提示のみ) | 0円 |
合計 | 38,140円(税込) |
参考サイト:https://www.juutakuseisaku.metro.tokyo.lg.jp/sinsei/820-02-1-3sinseiyousiki.htm
登録手数料高っ!
夢幻もビビった・・・。
③登録が終わったら今度は宅建士証を発行してもらう
登録が終わっても、まだ宅建士としての業務には従事できません。
引っ越しをしたことがある人なら見たことがあるのではないでしょうか?
そう、水戸黄門ばりに見せつけられる「宅建士証」を発行する必要があります。
この発行申請に必要なのは4つとなります。
① 宅地建物取引士証交付申請書 | 10円 |
② 顔写真 | 200円 |
③ 登録通知(ハガキ) | 0円 |
④ 登録手数料 | 4,500円 |
合計 | 4,710円 |
参考サイト:https://www.juutakuseisaku.metro.tokyo.lg.jp/sinsei/820-02-5-2sinseiyousiki.htm
全ての項目を合計すると・・・
登録実務講習 | 22,000円 |
登録申請 | 38,140円 |
宅建士証発行申請 | 4,710円 |
合計 | 64,850円 |
破産しちまう
この高すぎる登録料はどうにかして欲しいよね
まとめ:すぐに不動産業に従事しないなら、取得のみに留めよう
いかがでしたか? 想像よりも費用がかかっていると感じたのではないでしょうか?
夢幻は会社の業務に活かすという名目での受験・登録だったので助かりましたが、すぐに従事しない人にとってはかなりもったいない出費となります。
宅建試験合格と資格登録には有効期限はありません。
すぐにその資格を使わない方は、取得のみに留めることをおすすめします。
就職や転職を決めてから登録を行う場合は、会社が一部または全てを負担してくれるケースがほとんどだと思いますので、会社にその旨を必ず問い合わせてみてくださいね!
なお、試験合格から1年以上経過後の登録には法定講習というものを受ける義務が発生し、さらに講習料「12,000円」がかかりますので、それだけ覚えておいてくださいね。
ひたすらにお金のかかる資格だな
こう見るとね・・・でも、取得までは1万円強だからね!